なうひあdiary

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南風盛さんのイ

2016/08/23(Tue) 09:33
週末は市民会館中ホールで、八重山地区老人文化作品展示会があった
楽しみにしていたのだけど九月の初めかなーと油断していて、二日目の終了30分前に知り、あわてて向かった
クバ傘はまとめ買いで早々に売り切れてしまったらしい
でも、わたしが見たかったものはまだ残っていた
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平江老人クラブ、南風盛哲雄さんのイグサのかご
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南風盛さんは自分の田んぼでイグサを育て、かごを作っている 
石垣でイグサを育てているのは、南風盛さんひとりらしい
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ちょうど製作中のこれは、「一輪挿しにいいなと思って」というおばさまが、完成するのを待っていた
5日に一度は研ぐというペティナイフは、刃が減って半分になってしまっている
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このナイフで竹を細く裂き、イグサの束を巻きとめる
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小さめのマイナスドライバーを使ってすきまを広げ、竹を差し込む
以前はカヤで作ったりもしていたが、イグサがいちばん丈夫なので、イグサを育てることにしたそうだ

イグサの原産地はインド
畳表として、約1,100 年以上前から使われている
Juncus (ジュンカス)属に分類される多年草の宿根性草本
Juncus はラテン語で「結ぶ」という意味があり、Juncus 属の植物は硬くて弾力性に富んでいる
日本では北海道から沖縄まで全土にわたり自生
茎中の芯は油をよく吸い上げる性質をもつために,古来より行灯の灯心として用いられ
燈心草(トウシンソウ)とも呼ばれる

日本最古の医書である医心方(984年,丹波康頼)では薬草としての記述があり
和漢三才図会によると、イグサを細かくすりおろして灯心部分だけを取り出し
これを煎じて飲むことにより感染による炎症を抑え、水腫改善に効果があるとの記述がある
また焼いて灰にしたものを飲むと、喉の疾患を和らげるとの記述もある

イグサには抗菌作用があり、お風呂にイグサを入れると、肌がスベスベする効果もあり、
古い文献にはイグサが炎症、切り傷、打撲の改善にも寄与するとも書かれている
 
またイグサには、森林浴のフィトン、バニラのバニリンという成分も含まれ、
これらのアロマテラピー効果によって気分がリラックスする

イグサは約63%が食物繊維で、ミネラル豊富
最近では食用としての利用も進められている   (い草の効能より)



標準和名はイ(藺。「イグサ」を使うこともある)。最も短い標準和名
俳句では夏の季語 (ウィキペディア)


なるほどー、イグサって優れた植物なんだな
畳の素晴らしさも再認識

で、南風盛おじいのかご、ふたつ購入させてもらった
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いいかたち、いい香りー♪    値段は…ひみつ  豪快におまけしてくれた
「いい買い物したねー」と、隣にいたおじさん
大きいほうのかごをひとつ作るのに、一週間かかるという
「これでは飯食われんよ」と南風盛おじい
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そんな言葉が、どことなく誇らしげ
お元気で、これからもすてきなかごを作ってくださいー
















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