なうひあdiary

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えっちゃん

2016/11/03(Thu) 11:47
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姉のように思っていたともだちが旅立ってしまった
三年間、乳がんをわずらっていた
病院へは行かず、手術や化学療法、放射線療法もいっさい受けず、元気に過ごしていたけど
今年の夏ごろから腰が痛みはじめて、ふだんの生活が送りにくくなった
自宅に介護ベッドを入れ、ヘルパーさんや訪問医にも来てもらうことになったのが秋の初め
先月上京したとき、帰る日に会いに行こうとしたけど、私自身が朝から下痢嘔吐でダウンしてしまい行けなかった
でも私が上京した日にはホスピスに移っていて、行っても自宅にはいなかったのだと、帰ってから知った
4月に会ったのが最後になってしまった

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えっちゃんは、私が学生のときバイトをしていた下北沢のジャズ喫茶の先輩で
私が働き始めたときはもうバイトは卒業してビブロスという洋書店に勤めていた
池ノ上に住んでいた
えっちゃんの部屋にはゴクドウという黒猫が通ってきていて、机の下でお産をした
そのうちの一匹をもらって飛丸と名前をつけた

それからえっちゃんは洋書店をやめ、彼といっしょに逗子の一軒家へ移り、翻訳をはじめた
遊びに行くといつもおいしいご飯を出してくれた

でも数年後、彼とはさよならをして、イギリスへ渡った
ロンドンで翻訳をしながら数年暮らして、わくわくするような絵葉書を送ってきてくれた

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帰国後オーストラリア人の男性と結婚し、女の子が生まれた
娘の中耳炎がきっかけでホメオパシーと出会い、猛勉強をしてホメオパスになった

化学薬品に頼らず、みずからにそなわる自然治癒力を信じ
自然な方法で健康を維持し
自然に生きて自然に死ぬ

そういう生き方を研究し、実践し、まっとうしてこの世での修行を終え、次の世界へと踏み出していった

「自分の部屋で、ひっそりと孤独死するのが夢」といっていた
痛みがひどくなってホスピスに移ったけど、それもほんの二週間ほど
ぎりぎりまで普通の生活を送り、寝たきりが長引くのはごめんとばかり、あっさりと行ってしまった

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えっちゃんちに泊まりにいったとき、「ブログってどうやるの」と尋ねられ
いっしょにパソコンを見ながら登録をし、えっちゃんのブログがはじまった

えっちゃんは優秀な聞き手なので、話しているとついつい私の話になることが多かった
口で話すよりも、文章をつづるほうが性に合っていたらしく
ブログを始めたら、内に隠し持っていたさまざまなことを思いのままに表現しはじめた
長いつきあいの私ですら、「そんな一面があったの?」と驚くほどに

そして、いつも素敵な写真があった
最後までフィルムカメラにこだわり、現像した写真をスキャンして載せていた

えっちゃんのブログには、自然治癒力についてのさまざまな情報と深い思索があり
日々の生活のなかでの小さな喜びや発見、くすっと笑ってしまうようなボケがあり
乳がんを公表してからは、病とともに生きること、人生をどのようにまっとうするかについて
その正直な葛藤や奮闘や学びや気づきを、惜しみなく書き綴り共有してくれた
自分でキーボードを叩けなくなり、娘に打ってもらってまでも
最後の思いを言葉にして、メッセージにして、届けてくれた

遠く離れている私は、毎朝えっちゃんのプログを開ける
もしかしたら新しい記事がアップされていないかと期待して

でも、そこに立ち上がるのは最後の記事で、毎朝そのメッセージを読んでいる

要するに私がこのブログでずっと言いたかったのは、病気は不幸の素ではなく幸せの素だということです。
わたしはこの3年間の体験からそれを実感しました。
だから腹の底からこれを断言できます。
これは頭で考えた屁理屈ではありません。

だからみなさんも、いたずらに病気を恐れたり、忌み嫌ったりせずに、嬉々として病気になってください。
病気は天からの授かり物です。
天から授かった赤子を慈しむように病気を慈しみ大切に育ててください。
きっと大きな悦びが得られることでしょう。
ずっと伝えたかったこのメッセージが少しでもみなさんに伝わっていたら、こんなに嬉しいことはありません。



そんなえっちゃんのブログはこちら        pimboke6
ホメオパシーについてのウェブサイトはこちら  ホメオパシー情報

これからも、何回となくえっちゃんのブログやウェブサイトを開けて
素敵な写真をしみじみと味わい、記事を読むだろう
そのたびに新たな発見や励ましや安らぎがあって
すぐそこにえっちゃんがいることを感じるだろう


こうして文章にして自分に言い聞かせないとおろおろするばかりだから
今これを書いている
えっちゃんが宇宙の純粋意識へと還っていく今日













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たいらファミリー

2005/07/30(Sat) 23:25
伊原間を通るたびに目をひく、ポップアートな壁面広告。

去年できてから、気になって気になってたまらなかったのです。

スノーケリングサービスもやっているらしいけれど、情報誌などには掲載されていないので、

どうなのでしょうと調べてみると…どうやら海人のお父さんが案内してくれるとの情報。

それなら期待できそうと、さっそく行ってきました~。



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島の東側にはクマノミの群生が、西側ならサンゴのきれいなポイントが…というお話なので、

以前から行きたかった伊原間沖のリーフをリクエスト。

港の大分沖なので、とてもとても泳いでは行けません。

期待通り、エダサンゴの大群落や深場の地形が面白いところ、コモンサンゴのお花畑などに案内していただき、大満足でした。



1本目はいっしょに海に入って案内してくれた船長の平良正吉さん、

2本目はいつもの海人スタイルで漁をするところも見せてくれました。

なんと100mのホースを背中にくくりつけ、船のコンプレッサーから送られる空気を吸いながら潜るのです。ホースには電線もついていて、ライトで照らすという仕組み。

夜、魚が寝ているときに銛で突く「電灯潜り」、こんな方法でやっていたんですね。



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お話をうかがうと、壁面広告は奥さんがデザインして家族みんなで描き、

自宅の庭に新築した食堂、シャワー室などもすべて手作りとか。

海から帰ってシャワーを浴び、三枚肉そばのお昼をいただいて…と、

家庭的な雰囲気に、すっかりのんびりしてしまいました。

北部のきれいな海でスノーケリングや釣りをしたいなら…

「たいらファミリー」さん、おすすめです。

誰でも運転できる小さなグラスボートもあるそうですよ。



伊原間海上観光 たいらファミリー 

TEL 0980-89-2588

    090-8291-6701

営 10:00~17:00 不定休

大人(小学生)1時間3000円(1500円) 2時間5000円(2000円)

     














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やちむん館工房 紗夢紗羅

2005/07/14(Thu) 21:28
サトウキビ畑の真ん中に、こんもりとした残された古木の森。

その木漏れ日の下に、心落ち着く手仕事の音が響きます。

やちむん館工房 紗夢紗羅』。

TV、雑誌など各メディアで多数とりあげられているので、ご存じの方も多いはず。



オーナーの工芸作家、池原美智子さんは、

アダンや月桃の葉で編んだ円座や枕、草履、かごなど、

昔からの八重山の民具を復活させ、今に伝えています。

また、島を出て全国各地に散らばった昔の麻の着物を集め、

そのまま着られるものはそのままに、古くなって傷んだものは洋服や小物に作り直し、

新しい命を吹き込んでいます。

「アダンの草履も麻の着物も、みんないつかは土に還る。

その土からまた、アダンでも苧麻でも芭蕉でも生えてきたらいい。

自然のものはすべて輪廻する、そんな思いをこめて紗夢紗羅という名をつけたんです」



その昔は、竹富島から移り住んだ人々の村があったという森。

しっとりと水気をまつわらせた緑陰は炎天下の昼下がりでも涼しく、

昔から変わらない時間が流れているよう。

ついのんびりと長居したくなる場所なのです。



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右上は美智子さんの叔母さん、前瓦トシさん。アダンの葉で枕を編んでいます。






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北の海からのメール

2005/06/22(Wed) 09:19
八重山を皮切りに日本縦断自転車旅行中のあづみさんからメールが届いた。

なんと今、すでに北海道は留萌の手前、増毛という町まで到達しているのだそうだ。



3月末に宮古へ旅立ち、(実はそのあと思わぬ出来事があり、またしばらく西表に舞い戻っていたのだけれど)、5月上旬には鹿児島のネットカフェに泊まり込みで原稿を書いていると知らせがあった。

それから本州の日本海側を爆走し、鹿児島から本州こ最北端の大間まで約1ヶ月。

今月14日に函館に渡り、礼文島に向けて旅も佳境を迎えている。

北海道入りした最初の数日間は、「こりゃジョーさんだったら凍死するなと思うくらい寒かった」そうだ。

お尻の皮がむけてないかと心配したら、代わりにノースフェイスのアウトドアパンツが摩擦ですりきれたと泣いていた。



「誰もいない海水浴場で野宿してます。まん丸お月さんがきれいです」



こうこうとさしてくる月明かりの中、まだ肌寒い北の海をひとり眺めているあづみさんを思ったら、昨夜はなかなか寝つけず何度も目が覚めてしまった。



本 あづみさんの八重山放浪記は、今発売中のビーパル増刊「b*p」vol.2で読むことができます。特集は「今しかできない旅。ジンセイを変える旅。」。島と旅と文学を愛する諸氏にはたまらない内容です。



電球 興味のある方はb*pのブログもどうぞ。あづみさんの書き込み

「“与那国編”日本最西端のカリスマ美容師」(2005/3/12)

「“鹿児島編”24時間営業インターネット喫茶」
(2005/5/7)

もありますよ。月別アーカイブのトップにリンクされるので、

日付をたよりにスクロールしてみつけてくださいね~。



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新たな旅立ち

2005/03/22(Tue) 20:21
自転車キャンプ旅行で八重山に来ていたアヅミさん

離島をすべてまわり、真冬の三ヶ月は与那国でヘルパーとして過ごし、

ついに今日、船で宮古島へと旅立っていってしまいました~。



この後は宮古から沖縄本島、そして本州に渡ってからは日本海側を北上し、

最終目的地は北海道の礼文島とか。



約五ヶ月を過ごした八重山に後ろ髪ひかれまくりのアヅミさんでしたが、

春風とともに旅人の血がさわいで仕方ない様子。



八重山も、これから一番いい季節なのですけれどね。

でもでも、また夏の終わり頃、礼文から飛行機で飛んでくるような気がしてなりません。

「日本縦断してみたけど、八重山がいちばんよかったワ~」ってね。



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