皆生温泉まで来たので、せっかくなので寄ってみた
境港の水木しげるロード
人寄せのためブロンズや菓子パンに姿をやつしている妖怪たちと
どこか昭和なままの商店街
港町だけあって猫も多いし
せわしない観光客を尻目に
いたってマイペース
作業着屋さんてば、ネーミングセンス秀逸だし
妖怪みやげを売っている店よりずっとおもしろかったw
NHKのドラマは見なかったけど、水木サンは昔からのファンだから記念館は興味深かった
ずらりと並ぶ紙芝居や貸本漫画時代の作品、そして名言の数々
沁みる言葉というのはそのときの気分で違うもので、今回はこんな言葉が重かった
──くだらないものを一生懸命見る。見えないものをむりやり見る
──「見えんからおらんというのがまちがいのもとじゃがナ」(のんのんばあ)
パンドラの箱から見えないものがまき散らされている今、見えないものを見るちからが試されている気がしてしかたない。