なうひあdiary

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トランプ・スピーチ

2017/01/26(Thu) 14:36
東京に行っている間にドナルド・トランプがアメリカ大統領に就任した
テレビでは「アメリカ ファースト!」とか「アメリカをグレートにする」などのわかりやすい部分しか放映されないし
そのあとNHKの特番をちらっと見たら、パックンが
「普通は歴代大統領の“貢献”に対して謝辞を述べるのに、トランプはオバマに対して
“政権移行にかかわるサポート”にしか感謝してない。これはぼくからすると
オバマ元大統領をディスってるとしか聞こえない」などと言って、トランプのイレギュラーさを強調していた

外野がどんなふうに騒ごうが、まっさらな状態で一次情報にアクセスすることが大事
ドナルド・トランプの就任演説全文を読んでみると

Donald Trump inauguration speech: Read the full transcript

まるで宮廷や貴族階級の支配を終わらせ、国民に主権を取り戻す市民革命みたいな宣言だ
we are transferring power from Washington DC and giving it back to you, the people.
January 20 2017, will be remembered as the day the people became the rulers of this nation again.


ワシントンとはエスタブリッシュメント、少数の支配階級のことを指す
自分たちだけ潤って、この国の市民を守ってこなかった、と言っている
The establishment protected itself but not the citizens of our country.

ワシントンが享受している利益は人々に分け与えられず
(一部のグローバル企業が労働力の安い海外に工場を作って稼ぎ)
アメリカ国内の工場は閉鎖され、雇用がなくなっていると
Washington flourished but the people did not share in its wealth.
Politicians prospered but the jobs left and the factories closed.


本当に重要なのはどちらの政党が政治をコントロールするかではなく、政治が国民によってコントロールされているかどうかであると
What truly matters is not which party controls our government but whether our government is controlled by the people.

数年前におこった、1%の富裕層が富を独占している現状を変えようという「99対1 運動」を髣髴とさせるではないか
違うのは、それを声高らかに訴えているのが富裕層中の富裕層、お金持ちのなかのお金持ちで
最大の権力を握っているその人だということ

トランプはワシントンのエスタブリッシュメントのトップに立ったのに
そのエスタブリッシュメントの支配を批判する
そして国民に、あなたがたは今まで見たこともない歴史的なムーブメントの一部になったのだと鼓舞している
革命広場に集まった同士に呼びかけているかのように
You came by the tens of millions to become part of a historic movement –
the likes of which the world has never seen before.



大統領令のあるアメリカでは、彼の影響力は絶大だ
さっそくその日に「TPPから永久に離脱する」と宣言した

「これからは口だけではなく行動だ」
The time for empty talk is over; now arrives the hour of action.
というとおり、今後もスピーディーに実行していくのだろう

不法移民排斥(そもそもアメリカ自体、移民でできた国でトランプ自身も移民の子孫なのだが)や中絶禁止、
スー族が抵抗しているパイプラインの推進など、トランプの繰り出す政策には反発も多い

世界の国々と友好親善を追及するが、それはすべての国が自国の権利を最優先にするという理解に基づく、と釘をさす
We will seek friendship good will with the nations of the world
but we do so with the understanding that it is the right of all nations to put their own interests first.


すべての国が自国の利益を第一に考え、保護主義に向かえば
第一次、第二次世界大戦の二の舞になりかねないという危惧も聞かれる

しかし、少数の支配層~グローバル企業による世界的な格差拡大が問題になっている今
ローカリゼーションに回帰するのは自然な流れとも思える

アメリカは今までないほどに勝つのだというトランプ
America will start winning again; winning like never before.

アメリカだけの一人勝ちではなく、どの国も、どの少数民族も、どんな生き物たちも納得できる
win-winな方向を探ってほしい

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