Minuano
ミヌアノ (Minuano) は、ブラジル南部からウルグアイにかけての地域に吹く冷たい風のこと
ガウチョの民間伝承で広く言及されている
ミヌアノは南アメリカ大陸の南西に高気圧が発達する期間に寒帯前線から発生する。
この冷たい風が暖かく湿った空気と触れることによって寒冷前線が発生し、降雨をもたらす。
しばしば、うなるような風の音を伴う。 (Wikipwdia より)
日本家屋の空間は、響き、振動が少ない
静かな空間で身体の無駄な動きをなくすと
音は倍音の微細な部分まで伝わり、コミュニケートできる
茶道は静的な状態を保ち、華美な調度品などの夾雑物を極力排除することによって、
ほかでは味わえない微細なコミュニケーションを獲得する
掛け声や踊りなど、人が音や動きを同期させることにより
自己の境界の消失、自我の感覚の減少、自己同一性の抑制が行われる
自分の殻が破れ、他者とより深く結びつく
心を繋ぎ、社会を繁栄させていく、非常に重要な手段である
空の声が 聞きたくて
風の声に 耳すませ
海の声が 知りたくて
君の声を 探してる
川のつぶやき 山のささやき
君の声のように 感じるんだ
海の声よ 風の声よ
空の声よ 太陽の声よ
川の声よ 山の声よ
僕の声を 乗せてゆけ
(海の声 より 歌詞抜書き)
日本語は母音優勢の言語で、日本人は子音と母音の組み合わせを常に使っている
子音同士の組み合わせがないため、音声構成が単純になり、同音語が多発する
それを区別するために音響は複雑になり、母音は子音に対し音響の幅が非常に広い
そのため音響的に異なったものの変化を聞き分けるようになる
そうした皮膚から感じる可聴域外の音は
脳の基幹部を活性化し、生命維持に必要な免疫物質を分泌させ
ストレスを軽減し、快適さを増強し、リラックスできるといった効果がある
非言語性コミュニケーションは情報量が多く、
非明示的、非指示的、非象徴的、全体的、多面的、多層的、身体的、感情的、
描写・表現の幅が広い、奥が深い、擬音的、音響模倣的、同期的、
サブメッセージおよび無意識のメッセージを載せやすい
また、時空間、雰囲気の変化、感情の誘発、癒し、快感、親密性、
自己の境界の消失、言霊、音霊的感覚などが
二次的に招来されることもある
ゴーシュは言葉でじゃけんにしても、音楽では無意識のうちに動物たちを癒し、プラスの方向に導いている
そして同時にゴーシュも、動物たちによって音楽のレベル、無意識の心のレベルがあがっていく
言葉、意識下では酷いことを言っても、音楽、無意識下の部分においてはもっと深い所の人間性が出てくる
その方が、私たちにとっては重要な要素になっている
しかもコミュニケートすることにより、互いに音楽、無意識のレベルが上がっていくということを
宮沢賢治は私たちに言っていると考えられるのです
倍音を聞いたとき、単に基音だけの時にくらべてはるかに多くの脳の部位が反応する
倍音により、多様な、目に見えないメッセージが発信される
それは非言語性の、サブメッセージの、無意識の領域のコミュニケーションとなる