なうひあdiary

2017 / 03
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同期と振動

2017/03/04(Sat) 12:00
今朝、台所でパンに入れるくるみとレーズンを切っていたら、ジジジジ、という音が聞こえてきた
昨夜、米ぬかと砂糖をつぎ足した米ぬか乳酸菌液の瓶からだ
生きた乳酸菌の声

そして音がだんだん小さくなって、ほとんど聞こえないくらいになったとき
底のほうにたまっていた米ぬかがぐわん、と回転して、瓶の口のところまで上昇した
火山みたい

乳酸菌のジジジ…という、かすかな非整数次倍音は
部屋が静かで、すぐ目の前にいたから聞こえてきた
この状況って、茶室と同じだ

『倍音~音・ことば・身体の文化誌』によると、茶室では“静の同期”が起こっているという


日本家屋の空間は、響き、振動が少ない
静かな空間で身体の無駄な動きをなくすと
音は倍音の微細な部分まで伝わり、コミュニケートできる

茶道は静的な状態を保ち、華美な調度品などの夾雑物を極力排除することによって、
ほかでは味わえない微細なコミュニケーションを獲得する





なんでも身体には「外有毛細胞」という、静的なときにのみ反応し、同期する細胞があるらしい
静かな森でじっと座っていたりすると、いろいろなかすかな音が聞こえてきて自然と同期する

クリスタルボウルやチベタンボウルなどによるヒーリングも、
静かな空間で身体を落ち着けて行われることにより、効果が増すのも同じ

そしてこの「同期型コミュニケーション」というのが、人間の根源的な部分と深く関わっているらしい


掛け声や踊りなど、人が音や動きを同期させることにより
自己の境界の消失、自我の感覚の減少、自己同一性の抑制が行われる
自分の殻が破れ、他者とより深く結びつく
心を繋ぎ、社会を繁栄させていく、非常に重要な手段である




茶室の静的な同期に対し、
地引網や綱引き、盆踊り、お祭り、宗教儀礼、
音楽のライブでみんなでタオルをふり回したり
サッカーや野球のスタジアムで声を合わせて応援したりするのは
動的な同期型コミュニケーション
つまり、他者との共鳴、共振だ



昨日もそんなことを考えながら、山田書店でぶらぶら書棚を眺めていたら
「究極の癒し音 シンギング・リン」 というキャッチが目に飛び込んできた

『ゆほびか』という健康雑誌の表紙だった  
CDが付録でついている

シンギング・リンというのはチベタンボウルとお鈴を融合させたもので
豊かな倍音と高精度のチューニングにより、完全共鳴共振現象が起こるという

こんな健康雑誌でも倍音による癒しが取り上げられているのねー

完全共鳴共振現象は、同じ周波数(振動数)のひとつを奏でると
他も同調し、叩かなくても空気を通して振動が伝わり、鳴り始めるという現象

音叉の共鳴

そういえば、毎朝鳴らしている2本の音叉も同じだなー

「あの人とは波長が合う」などというけれど
人間も、動物も、植物も鉱物も、すべてのものが振動していて、共鳴している

その仮説のもととなるのが、
「私たちの周りに存在するすべての物質や宇宙を作っている要素は、粒ではなく振動するひもである」
という “超ひも理論  Super String Theory”
ひもというより 別名の“超弦理論”のほうがイメージしやすい
すべての物質の最小物質は、粒ではなく弦楽器の弦みたいなもので(輪になった弦も考えられている)、
それぞれの振動が、それぞれ異なった種類の粒子を表している、というもの 
 
この理論はまだ実証されたわけではないけれど、もしも正しいとすれば

時間、空間、物質、力のすべての成り立ちがひとつの理論で説明でき、
この宇宙は10次元以上である

というようなことがいえるらしく、
新海誠監督の大人気映画『君の名は。』にも、この超ひも理論が垣間見える
(パラレルワールドと組ひも)


また春がやってくるのも、星がめぐってくるのも、宇宙が振動して同期しているから
すべてが宇宙と同期して、宇宙の音楽を奏でながら生きている
 
あーあ、もう倍音の倍音が響きあって、とりとめがなくなってしまった…( ノД`)


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畑の絹さやの花













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