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なうひあdiary

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ノア ~ アヒノアム・ニニ

2016/09/20(Tue) 00:49
CD箱をあさっていたら、懐かしい一枚に目がとまった
noathumbphp.jpg
Noa
20年くらい前にどこでだったか忘れたけどジャケ買いして、めちゃめちゃ気にいって
家でも車の中でも、しょっちゅう聞いていた


このアルバムがものすごくよかったのを思い出し、新譜出ているかな、とネットで探してみた
で、この人どんなアーティストなんだっけ? と 考えたら
ぜんぜん知らないことに気がついた
CDは輸入版だったので日本語のライナーノーツもないし
CDのカバー写真をかねた冊子も歌詞をちらりと眺めたくらいで、よく見たことがない

調べてみると、イエメン系のユダヤ人で、イスラエルに住むシンガーソングライターだった 
名前はAchinoam Nini アヒノアム・ニニ 通称 Noa ノア
Gir Dor という同じイスラエルの、ミュージック・スクールを主宰するギタリストと、ずっといっしょに音楽をつくっている

そしてアルバムをプロデュースしていたのはパット・メセニーだった
CDのクレジットを見たら、確かに Produced by Pat Metheny and Steve Rodby  と書いてある
まったく見ていなかった…
なるほど~、気に入るわけだ

どの曲もとってもいいんだけど、特に気に入っていた3曲目の Mishaela は
ヘブライ語で歌われていた
なにか民族的な、かわった言葉だとは思っていたけど、ヘブライ語だなんて今頃知ってしまった
スキャットの部分が多いので、あまり気にしなかったのだ
ヘブライ語をローマ字書き(?)した歌詞を見てみると、chを「ヘッ」と発音する  この「ヘッ」がとても気持ちいい

Mishaela はMichaela、Michelle など聖書の名前から派生した女性や子供の名前で
名前じたいに 'who is like God?' という意味があるらしい

さっそく聴きなおしてみたけど、相変わらず気持ちがいい
ぜんぜん古びていない

この動画は2001年、イタリアで行われた "Festival of the Last Prima Donnas" というイベントでのライブ
着物を着た日本女性らしき女性もいる(なんか「ヨシコさん」みたいな風貌w)

Noaのウェブサイトの、ON RECORD のページでは、どのアルバムも全曲、最後まで聴くことができる
さわりだけの試聴じゃない 太っ腹ー

いちばん最近のアルバム Love Medicine にもパット・メセニーが参加
1曲目 Nothing but a song
そうそう、このギターなの♪



ほかにも私の大好きなミルトン・ナシメントやジョアン・ボスコ、ジルベルト・ジル、にインスパイアされたという曲や
ふたつのカヴァー曲、“eternal flame”、もいい感じだし、「きらきら星」は不思議な魅力がまつわるアレンジになっている

そして今朝、またNoaの歌声を聴こうとウェブサイトを開けて、トップページのトピックを見ていたら
なんと東京新聞の記事のコピーが  和平の歌声諦めない 混迷イスラエル 歴史の目撃者(上)
今年の4月に書かれた記事だ

これを読むとNoaは、PLOとの和平合意でノーベル賞を受賞したラビン首相がテルアビブで暗殺される数分前に
その同じ平和集会のステージで、平和の歌を歌っていた

希望の光から絶望の暗闇へ  歴史が音を立て、ねじ曲がったと感じた



ラビン首相の意志、「和平の実現」を成し遂げるために、政治的な発言も辞さないというノア
パレスチナ側からはユダヤ人というだけで嫌われ
同胞イスラエルの右派からは「反イスラエル、反政府主義者」とレッテルを貼られ、標的にすらなって
それでも平和への希望を歌う

そんなバックグラウンドを知った今聞く、Noa の Shalom ~Peace~



もとになった曲は、ジルベルト・ジルの A Paz  
(A Paz~平和~ は、「日本に落とされた原爆が日本の平和を生み出し、
戦争によって平和への愛が生まれる、ああなんという矛盾」、と歌っている)

歌詞は新しくヘブライ語で書かれた
耳に心地よいこの歌詞を、グーグル翻訳で見てみると
「何万もの人が集まった広場で 希望のキャンドルは吹き消されたが
リビーは願う、平和が来るまで休んではいけないと
FacebookTwitterGoogle+Share が、あなたの関心を呼び覚ます」
と歌っている

そして最後の曲 Love Love Love

あなた自身を愛するように、あなたのきょうだいを愛しなさい
この世界は、みんなで分け合うたったひとつのホーム
宗教や顔の色は違っても
みんなひとつの聖なる人類としてつながっている





イスラエルの右傾化が進み、対立がますます激しくなる今の世の中で
なんとも明るいリズム&メロディに乗せて歌われる平和への思い
あまりのポップさに、かえって泣けてきてしまうこの矛盾…



処分しないで、そのうちまた聴こうと思っていたCD
私の関心を呼び覚ましてくれてありがとうー



イスラエルの歌手といえば
大好きでよく聴いていたオフラ・ハザもイスラエルの歌手だったと今知った
ノアと同じイエメン系
2000年に41歳でこの世を去っている…


ヘブライ語がなんとも耳に心地よく、イエメン系の音楽になぜか惹かれる
イエメン、どんな国かまったく知らないし…
なんだかすごく興味が湧いた








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