FC2ブログ

なうひあdiary

2020 / 01
12≪ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 ≫02

分断

2016/11/17(Thu) 10:22
51RGLCbBd9L.jpg


ビクトリア・ヒスロップの THE SUNRISE を読んだ

地中海周辺の歴史小説を書いているヒスロップだが、この小説の舞台はキプロス

地中海の要衝として紀元前1600年頃から交易都市として栄え、主にギリシャ人が住んでいた
1571年オスマン帝国に占領され、トルコ人も流入
オスマン帝国とイギリスとの取り引きにより
1914年イギリスがキプロスの併合を宣言、のちに直轄植民地 とした
イギリスはギリシャ系キプロス人とトルコ系キプロス人らを分断した政策を行なった

第二次大戦後、ギリシャ系とトルコ系の間で内戦が勃発
この、事実上はギリシャとトルコの代理戦争によって島は南北に分断され
人々は家や仕事、農場を失い、命を落とし、街は荒廃
住み慣れたふるさとを離れ、イギリスに移る人も多かった
そんな時代を生きたひとたちの物語

トルコ軍が侵攻して島が分断されたのは1974年だから
そんなに昔ではない

キプロスというとタックスヘイブンで潤っているイメージがあったけど
ギリシャ危機のあおりを受けて金融危機に陥り、オフショアの栄華は終焉している

美しいビーチやオレンジの果樹園が広がる自然豊かな島で
ギリシャ神話のビーナス生誕の地といわれ
ギリシャ正教の教会などモザイク画の遺跡も多く残っているとか

シリアしかり、南スーダンしかり、豊富な資源を狙う大国の植民地政策に振り回されるのは
いつもそこに住む無辜の人々だ

情勢が不安定で、いつまた内戦状態になってもおかしくない南スーダンに派遣され
駆けつけ警護の任務を負わされる自衛隊
命を賭けて守るのは南スーダンの人々ではなく
南スーダンの石油に手を伸ばす強欲な巨大資本企業の利権に他ならない
PKOの名のもとに、巨大資本企業の片棒を担がされている

強行採決を急ぐTPPも、得をするのはグローバルな巨大資本企業
国家の政策は1%の超富裕層に有利になるよう進められていく

1%にバックアップされていたヒラリーは負け
<1%に乗っ取られた政治>を批判していたトランプが勝った
トランプはTPP反対を唱え、巨大資本企業から一切資金提供を受けていないという

大統領就任後、巨大資本に懐柔されたオバマの二の舞となるか、ならないか?
それによって世界の方向性も大きく変わるのだろう

seifuhamouusohatsukenai.jpg













関連記事
コメント:0 トラックバック:0
コメント:
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック:
トラックバック URL
→http://fromishigaki.blog94.fc2.com/tb.php/1965-395e3eee
Next Home  Prev

プロフィール

ナツ

Author:ナツ
2003年から石垣島で暮らすプライベートブログ。
こちら↓もよろしくお願いします。
石垣島薬草園なうひあ nauhiaherb.com
FB    Nauhiaherb
Instagram nauhiaherb
Twitter  nauhia_herb

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

月別アーカイブ

ブログ内検索

RSSフィード