ちょっと気になる海外ニュースふたつ
Plastic Film Covering 12% of China's Farmland Pollutes Soil中国では棉、とうもろこし、小麦などの広大な農地に薄いポリエチレンフィルムのマルチが使われていて、
そのビニールはリサイクルされず畑に放置され、すぐに風化してボロボロになり、土壌に混ざってしまう
海のマイクロプラスティック汚染が問題になっているように
土壌のマイクロプラスティック汚染はそう遠くない将来、中国の農地を荒廃させてしまうかもしれない…という話

この問題は「ホワイト・ポリューション~白いポリ袋公害」 と呼ばれ、汚染が懸念されている
とはいっても、マルチは雑草と細菌感染を抑え、土壌の保温、保湿に役立つ
対策としては、生分解性の素材を使うのが理想だけど、
ビニールマルチの4倍のコストがかかり、なかなか利用が進まないらしい
確かに近くの元パイン畑にも、黒いボロボロのビニールマルチの残骸がそのままになっていた
風化して土壌に混ざるのは時間の問題かも…(ノ_<)
そしてもうひとつは、消えた海水の話
Is Brazil bracing for the next huge storm? Water disappears from beaches in Guaratuba, Brazil
Water disappears from beaches in Guaratuba, Brazil on September 21 2017
浜から海水が後退する減少は、先月ウルグアイで確認されていた
科学者は、大きなハリケーンの影響で海水が吸い上げられたせいではないかと言及
九月の初めにはバハマの海岸でも海水が後退し、これはハリケーン「イルマ」の影響ではないかと思われる
しかし今回、ブラジルの大西洋岸で海水が後退しており、
近くには海水を吸い上げる大きなハリケーンもなければ、津波もない
ではなぜ海水は後退しているのか? その海水はどこへいっている? なんともミステリアス…という話
もちろん世界の海はつながっている
茶碗の水を揺らすと、片方の縁の水位は下がり、反対側の水位は上がる
それと同じことが、地球規模で起こっているということ?
ではなぜ南アメリカ大陸の大西洋岸なのかしら
世界地図を見ると、南極が近い
氷河期には極地で海水が凍り、今より海が後退していたという説もあるけど…
また、深い海底で大きな地割れや陥没が起きたら、そこへ海水が吸い込まれるということもあるかもしれない
いずれにしても、ゆくえが気になる(´・_・`)
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