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なうひあdiary

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大河のボトルメッセージ

2007/03/25(Sun) 12:33

書込みのある古本はできるだけ避けているので、
入手した古書に前所有者の痕跡をみつけることはほとんどありません。
それでもきちんと保管されていたと思われる本に、
栞がわりに美術館のチケットの半券などがそのままはさまっていたりすると
この本を新刊で買い、ページをめくっていったのはどんな人なのでしょう…
と思いをはせて楽しくなります。


先日アマゾンで入手した古書には、手紙がはさんでありました。
一筆箋の便せん5枚に、ていねいなペン字。
お世話になった方へ「大学時の先生が書かれた本を進呈します」という内容とともに、
仕事(定例議会で質問、とあるので行政関係?)や映画、9.11の話題(日付は2001.9.12。あのテロの翌日に書かれた手紙でした)、「伊勢の神社やお寺をご案内します」など、
前々所有者を偲ばせる内容が盛りだくさん。

この本を進呈された人は、しばらく本棚においたあと(背表紙に若干の日ヤケがありましたから…)39円のタグをつけ、大河に押し出したのです。

本にはさんだままの手紙は、果たして読まれたのでしょうか。
手紙を読んだなら、そのまま栞がわりにして忘れてしまうでしょうか。
贈呈された本をまともに読まなかったため、手紙に気がつかず、
そのまま出荷してしまったのでは…。そんな気がします。

でもおかげで、39円という値段の謎もとけました。
この本、今でも新刊では1680円で売られていますが、
ただでもらった本だから、この人のつける値段は39円だったのですね。
市場価値とは関係なし。
贈呈ありがとう、サンキュー、というわけです。 

手紙には「史子 レオ」と署名してありました。
本という名の瓶に入れられ、広大な大河を漂流して石垣島に流れ着いた、
これもひとつのボトルメッセージ。

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コメント:
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骨董市などで買った物の中にもいろんな物が入ったそのままで売られていたりしますね。内張りに使用している紙に手紙や台帳をはってあったり、戸籍謄本が入ってるのもありました。
気持ち悪いと思う人も多いけど、物を通して知らない人と出会えるというのは面白いですよね。
by: Tomokosan * 2007/04/02 22:02 * URL [ 編集] | page top↑
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戸籍謄本っていうのはすごいですね。
そのまま元の持ち主をたどれちゃいますね。
大切にされてきた骨董の秘めている物語が聞けたら、
ホントにすごくおもしろいと思う。
人間はたかだか100年くらいしか生きられないけれど
骨董は人から人へと受け継がれていくのですものね。
by: ナツ * 2007/04/03 08:51 * URL [ 編集] | page top↑
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