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なうひあdiary

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写実と創造~ルドン展

2018/04/27(Fri) 10:38
東京二日目はJWS(日本透明水彩会)展@丸善からルドン展@三菱一号館美術館へ

設計者の英国人建築家ジョサイア・コンドル本人によって復元された、レンガ造りの三菱一号館美術館

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中庭にはしたたるみどり
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クリスマスローズに
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ベニトチノキの花
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ルノワールやモネなど印象派の画家たちと同時代でありながら、
初期はモノクロームの版画を中心に、内面世界や生命の神秘を表現していたルドン

50代に入った頃から色彩の溢れ出すままに、幻想的な花や植物を次々と描き始める
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いずれも撮影可のパネルより
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現実とはどこか違う花や蝶、曖昧な境界と背景、異形のもの
不思議な存在と出会える異次元の時間が、ルドンの絵には流れている
静かで孤独な時間だ

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今回は、特に植物をモチーフにした作品が一堂に会し、
十代の頃に影響を受けた植物学者アルマン・クラヴォーについても詳しく展示してあった

クラヴォーは動物と植物の間の生命、目に見える限界のような世界を研究、
顕微鏡で見るマクロの世界や文学、哲学、仏教、疑似科学などへもルドンを誘った

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60代の作品、グラン・ブーケ(大きな花束)

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花瓶から自由に浮遊するどこか変わった花たちは、植物を超えた生物のよう
音楽に乗って踊っているようにも見える

こんなふうに、謎めいた想像上のものを描くルドンだが、その支えとなっていたのは、実はていねいな観察と写生だったとか

物質は秘密の数々を顕示する
物質にはそれぞれの天性があるのだ
物質を介して神託が下される
想像上のものを創造しようとする感覚におそわれる

ルドンは現実に即した素描を描きつづけ、想像上のものを創造する支えとしていた
画家の空想は、地道な写生の上に成立している    (展示解説パネルより)




そこであらためて、ルドン展の前に観た日本透明水彩展を思い返した
風景や花をていねいに描写した作品が多かった
移ろう一瞬をとどめた絵も素晴らしい

でもそのすぐ隣にある幻想世界へ、さりげなく連れて行ってくれるルドンが大好きだ






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