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なうひあdiary

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見捨てられた遊歩道

2005/12/09(Fri) 22:06
遊歩道のほとんどが舗装や木道で整備されているバンナ公園。

今日はなかでも管理の行き届いたゾーンを歩いていたのですが、

さりげなくチェーンで閉ざされた道への入り口をジョーさんが発見。

のぞいて見ると、草ぼうぼうのダート道が裏道のように延びていました。

するとそこには一台の車が停まっていて、

運転してきたらしい男性が柔軟体操をしています。

「ということは、車で来られるんだね。ははーん、あの道はここに続いていたのか」

と、ひとり納得するジョーさん。

道は、左右にずっと続いています。

さて、どこへ続く道なのでしょう。



車が来たらしい方向とは逆に歩いていくと、そこは野趣たっぷりの林道でした。

クワズイモやヒカゲヘゴ、ヤシなどもかなり大きく、

ハイビスカスも剪定されていないので、背丈より高い木になっています。

途中、いくつか沢を横切り、大きなうろのある大木も。



img20051209.jpg


そんな道の途中、さらに脇へ入る遊歩道を発見。

人がひとり歩けるくらいの幅で、入り口には案内の看板が朽ち果てていました。

「バンナ生活環境保全林案内図」と書かれたその地図には、

現在位置と5640mもの遊歩道が記されていたのです。



s-Image1.jpgbannna.jpg


 










道をたどってみると、柵や樹木の添え木、石積み、踏み石など、

かつてはしっかりと整備された遊歩道の面影が…。

しかし、倒木がしょっちゅう道を遮り、センダングサも伸び放題。

もう長い間、人が通った形跡がありません。

斜面を登り、また降りて…と、迷路のように入り組んだ道。

ほとんど草に埋もれてしまったところもあり、

あきらかに“見捨てられた遊歩道”なのです。



帰って調べてみると、バンナ岳の中央部分が「生活環境保全林」(保健保安林)とされ、

それを取り囲むようにしてバンナ公園が作られていました。

生活環境保全林とは、森林の持つ国土保全や水源のかん養機能を高めるとともに、

住民のレクリエーションの場として、自然林を造成・改良した森林のこと。



でも、この様子を見ると、どうやらバンナ岳の生活環境保全林から、

レクリエーションの場としての機能は切り捨てられてしまったようです。

回りに整備したバンナ公園に、その機能を特化し、

中央部分にはできるだけ人を入れず、森林の保全機能を高めようとしたのかもしれません。



ああでも、公園内の過剰なまでに管理された道より

どんなに魅力的なことか。

見捨てられた遊歩道、少しずつ探索していきたいと思っています。
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